2017年04月23日

丸窓電車のおもひで

ど~も、VHSです。すっかり春ですね。タイヤは交換されましたか。

上田電鉄の「丸窓まつり」に出陣してまいりました。
親子連れや鉄道ファンが集まる暖かいイベントで、ウェイダーは発足当時からお世話になっています。今回はアルクマ先輩と一緒でした。





上田電鉄さんとのお付き合いは、「亜空間超特急・別所線」の設定を思いつき、許可をいただきに行った時に始まりました。つまり、機動甲冑スーツが完成する前ですね。こういうご当地ヒーローを考えていて、こういう設定で別所線を使わせていただきたい、とお願いにあがったところ、快諾していただき、イベントにも呼んでいただけた訳です。

亜空間超特急・別所線はこんな感じで助けに来てくれます。よくこんな設定を真面目に受け入れてくれましたね。

そもそも、どうして別所線を設定に入れたかと言うと。もちろん、上田のシンボルとして欠かせないというのはあったんですが、それよりも個人的な思い入れが強かったです。子どもの頃に乗った丸窓電車の思い出が。

私は上田市の千曲川左岸地域、俗に言う「川向う」で育ちました。お城や中心市街地から見ると千曲川の向こうの地域を指してそう呼ぶことがあるのです。その川向こうから上田の町に出かけるには、とうぜん千曲川を渡る必要があります。

その手段が別所線だったのです。小学生の子どもだけで町に出かけるのは校則で禁止されていたのですが、高学年ともなると校則を破って遊びに行く者が続出しました。私もその一人でした。

小学生の私にとって、校則を破り、友達と電車に乗り、千曲川を渡って町に向かうのはたいへんな冒険でした。


千曲川にかかる赤い鉄橋を渡っているとき、別世界に向かうワープゾーンに突入しているような気分でした。レトロな丸窓電車がまた、時代を超越しているようなシュールな雰囲気を醸し出しています。

そういう思い入れがあって、丸窓電車は別世界を行き来するイメージ。亜空間超特急・別所線はそうやって着想しました。その正体は、上田の市民の記憶の中で生きている、意志を持った丸窓電車、というおぼろげなものです。ちなみに本物の丸窓電車は昭和61年に引退して、車両が別所温泉駅に展示保存されています。


今日の丸窓まつりでは、こういう絵柄のラミカードを配らせていただきました。

映像化では画面を縦横無尽に飛び回っていただくべく、3DCGでモデリングを試みています。乞うご期待!  


Posted by 六文戦士ウェイダー at 22:47Comments(0)VHS@リーダー

2017年04月19日

映像化のお知らせ&気が付けば5周年

ご無沙汰しております。リーダーVHSです。
なんと2年半ぶりの投稿でございます。すっかり放置状態で申し訳ございませんでした。

長年の野望だった映像化を進めています!
「妖怪一族ゴッタク篇」と題しこの夏から順次公開させていただく予定です。
YouTubeに2分の予告編がありますので是非ごらんください!








実写化予告編1
https://youtu.be/m0bNGXW6dEQ


現在は鋭意撮影と編集の作業を行っております。


公式サイトもリニューアルしまして、映像化の協賛をしてくださる方を募っております。
http://uedar.com/



こちらのブログでも定期的に情報発信をしていけたらと思い反省して投稿している次第です。
秘蔵のショットや撮影裏話も盛りだくさん!みたいに出来たらいいなと思います。

ところで、この4月でウェイダーが世に出て5周年になりました。いろいろな方のお世話になりながら、たくさんの応援をいただきながら現在があります。本当にありがとうございます。

一番最初は本当に思いつきレベルでした。
その思いつきを実際にスーツにするとして、稼働範囲に無理が生じないか、角度による見え方などを知るために三次元CGでモデリングしました。それを2012年にFacebookで発表したのがスタートとなりました。

ご当地ヒーロー界でも、デザイン画をすっ飛ばして、スーツよりも先にCGが出来上がったのはうちぐらいじゃないでしょうか。
そのおかげで、うえだナビさんに取り上げていただけたし、スーツが出来上がる1年後まで設定説明などグラフィックでの展開をやらせていただけたのでとてもラッキーでした。


ウェイダーCG比較

このCGも必要に応じてさりげなくバージョンアップしてきたので、当時のものと今のものと比較すると結構違いますね。スーツが出来上がったのでそちらに寄せてプロポーションを変えた経緯があります。

一番の違いは「剣」ですね。最初はウェイダーの剣を「名刀・信州の鎌倉」と名付けていました。これは上田市にある別所温泉周辺が古い寺院が多いため「信州の鎌倉」と呼ばれている事から着想しています。

ですが、ヒーロー好きの皆様にはおわかりかと思いますが、ヒーローは武器を出す時や必殺技の際に武器の名前を叫びます。実際に声に出してみた時に「信州の鎌倉!」ではちょっと迫力が弱い。なので現在の「八角三重剣」に変更しました。別所温泉安楽寺にある国宝、八角三重塔からその名をいただいています。ちゃんと許可をもらいに行きました(この時のご住職とのやりとりもいつか書きたいですね)。

それ以来、ウェイダーの剣の名前は八角三重剣。安楽寺の聖なる力を秘めた「悪を斬る剣」で、生き物は傷つけません。

「世界忍者戦ジライヤ」の主人公が持っている剣が「磁光真空剣(じこうしんくうけん)」これが声に出すと非常にカッコイイので大いにインスパイアされています。

さあ声に出してみましょう。

八角三重剣!


必殺・せんげばらい!

  

Posted by 六文戦士ウェイダー at 11:06Comments(0)VHS@リーダー